最終更新日
ブログ「ドイツワイン ミテアルキ」 byWFJ (見習いロッシ)より
ドイツワイン モーゼル地区は、ブレム村のフランツェンさん。
荒れ果てた放棄畑を整備するのにまず、灌木などの低木を伐採するのですが、一通り刈ると次は、モノラックバーンのレールの設置です。全て最初は、手作業、人力です。人の手でレールが設置されていきます。
先にも書きましたが、ブレムのワインの蔵元、フランツェンさんは、カールモントでは、一番面積がひろい畑を持っています。
あまりに急峻な畑なので、放棄され荒れた畑を買い取り整備してきました。
今日からの写真は、その開墾の様子をフランツェンさんの奥様のお父様が記録してきたものです。
モーゼル河に沿った道路を車で、自転車で走ると判るのですが、よくもこんなブドウをきちんと整列させられるなあと。ブドウと言えばツル性の植物ですから放っておけば乱れます。
乱れない様にするには、どうするか!というと、これは、ワイン農家(Winzer)の勤勉さしか無いというわけです。
明日は、この畑が整備される前は、どういう状態だったか!という写真をお見せいたしましょう。
カールモントの話題が続いておりますが、今日は、ブドウの足元がどんな感じになっているかの写真。
ドイツワイン モーゼル地区は、ブレム村のフランツェンさんのカールモント。
こんな石がゴロゴロしているところなんです。
この写真は、モノラックバーンでカールモントの斜面を下りながらの撮影。こんなに石があったら足元がおぼつかなくブドウの面倒をみる作業もかなりの重労働。両手を使う葉の剪定は、もとよりブドウ摘みも大変だ。
ドイツワイン モーゼル地区は、ブレム村のフランツェンさんの畑があるカールモント。世界一の急勾配の畑と言われている。
「どんなに急勾配か」という写真を撮ろうといろいろ工夫をするのだけど撮った写真では、それほど「急」であることを感じない。更に急であると同時に足下は、大きな石がゴロゴロしている。こういう所で作業しようとすると足を滑らしてしまいそうです。
ドイツワイン モーゼル地区は、ブレム村のフランツェンさんが出演するというのでテレQでテレビ大阪制作の「辰己琢郎の新ドイツワイン紀行」を観た。ちょうどホークスとライオンズの決戦のさなかということで厳しい時間帯だけど、ワインフォーラムのみなさんに連絡してビデオをとったりして観てもらったに違いない。
フランツェンさんのシーンは、「世界一急勾配の畑」ということでモーゼルワインクイーンと登場!モノラックバーンで頂上まで。昨年の「ワインフォーラムのドイツワイン文化を訪ねる旅」は、頂上まで「ワンダーフォーゲル」だった!と聞いています。
景色がよいんですよ。頂上での乾杯はサイコー。